日本版FTEM

Tの段階(タレント)

ファウンデーション 土台となる遊び・動作・スポーツ
タレント スポーツタレントの顕在化と育成及び実績
エリート シニア代表への選出と成功
マスタリー シニア代表での継続的な成功
Talent:スポーツタレントの顕在化と育成及び実績

「T」の段階は、中央競技団体から将来性を見出される段階から中央競技団体から強化指定を受けるまでの、4つの段階(T1~T4)に分かれています。

この段階では、「タレント発掘・育成(TID)」や「スポーツ科学教育プログラム」等、TID専門家やコーチ、競技団体、保護者から意図的なプログラムが数多く展開されます。

Tの段階の育成は、TID専門家や競技団体、家族、クラブ、学校、スポーツ統括団体等が重要な役割を担っています。

下のベストプラクティス(最良の方策)を意識して、アスリート育成パスウェイについて考えてみましょう。


T1スポーツタレントの顕在化/クラス分け

「T1」は、国際競技力の強化を目指し、将来性豊かなタレントやアスリートを科学的分析やコーチ・スカウトの眼によって見出す段階(スポーツタレントの発掘)です。
また、障がい者スポーツにおいては、障がいの程度を評価する「クラス分け」を通して将来性を見出します。

育成の中心:TID専門家、競技団体、クラブ、学校、自分

T2スポーツタレントの検証

「T2」は、T1の段階で見出されたタレントやアスリートに対して、競技の専門的(技術・戦術)能力や心理的スキル、生理学的特性等を見極めるため、一定期間を設ける段階です。

育成の中心:コーチ、TID専門家、競技団体、クラブ、学校

T3練習と到達

「T3」は、アスリートが国際競技大会でより良い成績を残すため、高いトレーニング量と適切な競技大会への参加に専念する段階です。 この段階では、ドロップアウトや実績不足を防ぎ、シニア代表レベルまでスムーズに移行させるために多様な支援を行う段階です。

育成の中心:競技団体、クラブ、アスリート、コーチ

T4躍進と称賛

「T4」は、アスリートが実績を残し、突破口を開いたことで努力が報われる段階です。
具体的には、「年代別強化指定選手」や「シニア強化指定選手」、「年代別国際競技大会メダル獲得選手」等が該当し、シニア代表への選考やスポーツ推薦合格等の結果を得て、中央競技団体等による育成・強化活動や支援が大幅に拡大することが考えられます。

育成の中心:競技団体、クラブ、アスリート、コーチ

Tの段階におけるベストプラクティス

※意図的な計画:スキルの発達に加えてアスリートの能力を最大限に発揮させるため、質の高い戦略プラン、コーチング、トレーニング機器、競技大会、技術的・財政的・スポーツ科学・医学支援を計画すること