日本版FTEM

Mの段階(マスタリー)

ファウンデーション 土台となる遊び・動作・スポーツ
タレント スポーツタレントの顕在化と育成及び実績
エリート シニア代表への選出と成功
マスタリー シニア代表での継続的な成功
Mastery:シニア代表での継続的な成功

「M」の段階は、1つの段階(M)のみです。

M持続的な成功

「M」の段階は、世界最高峰の国際競技大会またはプロスポーツの大会で、複数サイクル(4年1周期以上)に渡って持続的な成功を収める段階です。
この段階に到達するアスリートは、単なる勝者ではなく、誰もが憧れるロールモデル、「真のチャンピオン」であることが求められています。

Mの段階におけるベストプラクティス

世界チャンピオンの身体的、生理学的、心理学的、医学的特徴 オリンピック及び世界選手権金メダリストの多くは、スポーツに関する肯定的な出来事の前後に、人生においてつらい経験をしている。 Hardyら, 2017外部サイトへ移動します
ラグビーのオールブラックスにおける2004年~2011年の勝率は85%であった。勝ち続ける組織として、自律支援型コーチング、心の知能指数を高めるコーチング、変革的リーダーシップが文化的特徴である。 Hodgeら, 2014外部サイトへ移動します
サッカーのマンチェスターユナイテッドにおける特徴として、文化、行動特性、実践へのエンゲージメント、パフォーマンスの「潜在力(ポテンシャル)」の管理と指導がある。 Horrocksら, 2016外部サイトへ移動します
オリンピック及び世界選手権金メダリストは、良心的で楽観的、希望に満ちた完璧主義者である。 Reesら, 2016外部サイトへ移動します
社会心理的特性 オリンピック及び世界選手権金メダリストは、以下の社会心理的特性がある:
①ネガティブな人生の出来事が、スポーツ関連のポジティブな出来事と結びついた経験を有する
②スポーツに対するモチベーションと集中力を高めたキャリアの転換点の経験を有する
③成功の必要性が高い
④トレーニングやパフォーマンスに対するこだわりや完璧主義
⑤スポーツの目標を追求する上での冷酷さや利己主義
⑥達人と結果の両方に焦点を当てること
⑦プレッシャー下でより高いレベルのパフォーマンスを維持するための対人恐怖症的な態度や全面的な準備
⑧生活面よりもスポーツをより重視すること。
Hardyら, 2017外部サイトへ移動します
メンタルタフネス メンタルタフネスは、メンタルヘルスを阻害するものではなく、むしろメンタルヘルスの肯定的な指標であり、メンタルヘルスをより高める可能性がある。 Gucciardiら,2017外部サイトへ移動します
パラアスリートの心理的特徴 パラアスリートにおける育成の促進要因には、競技大会、目標達成、社会的支援、コーチがある。
そして、阻害要因には、時間的制限、資金、認知度の低さ、慢性障害がある。
McLoughlinら, 2017外部サイトへ移動します