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タレント発掘・育成プログラム

参加したアスリート・参加者の声
~NTID 参加者(パラリンピック)~

NTID 参加者(パラリンピック)インタビュー

2016年にナショナルタレント発掘・育成プログラム(NTID)に参加した3名の方にNTID参加の感想と今後の目標について話しを聞きました。

  
参加者Aさん

なぜNTIDに挑戦したのですか?

参加者Aさん:パラリンピックというよりかは、自分の中で一番根幹にあったのが、「何かで有名になって死にたい」という思いがあって、パラリンピックへの道すじとして最短・・・かどうかはわからないですけれど、挑戦するにはいい機会なのかなと思いました。
(陸上を選んだ理由は)去年の6月ぐらいに、兵庫県の事業で陸自上競技練習会に参加する機会があって、そこで面倒をみてくれた方がいまして、2回目に乗るのにはすごく筋が良いとなって、練習して東京五輪めざしたらどうだ?と教えてくださって、だったらちょっとやってみようかなと思って、陸上は始めたという感じですね。

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実際に挑戦されてどうでしたか?何か心境の変化などはありましたか?

参加者Aさん:人生で今までないくらい、みんなの目が怖いっていうのがあって、すごく緊張したのはありました。
みんなすごくて。周りの人が。同じ土俵に乗っているんですけど、自分は来てよかったのかな?とかそんな風にちょっと思いました。(あとは)前からそうだったんですが、(挑戦したことで)より負けず嫌いになりました。 プログラムに参加してみて、パラリンピックというものが本当に手が届かないかといったらそうではなくて、本当に努力して努力してやれば決して届かない世界じゃないんだって分かって、これは本当に正しい努力なのかとか、もっといいトレーニングはないのかとか考えるようになりましたね。スポーツ以外でも意識するようになりました。

今後の目標は何ですか?

参加者Aさん:最終的な目標ではパラリンピックに出場してメダルを獲るというのが自分の一番の目標ですね。
卓球をしていたときは部内で負けず嫌いだったんですけど、広いところで戦っていく自分というのをもうちょっと作っていかなければいけないんだと思いました。
よりパラリンピックというものと、他の人に勝つというのが目標ですかね。
やっぱり日の丸を背負うという意識をもってトレーニングして、日常生活でも恥ずかしいことはしてはいけないとか、こう誰かの手本にならなくちゃいけないとか、そういう意識は芽生えたかなと思います。

  
参加者Bさん

なぜNTIDに挑戦したのですか?

参加者Bさん:日頃から私は運動しているんですけれど、マンネリ化していまして、環境を変えたいなあと思っていて、こういうイベントがあるというのを知って、自分の可能性も試せるという事で今回応募しました。

実際に挑戦されてどうでしたか?何か心境の変化などはありましたか?

参加者Bさん:率直に楽しかったですね。
日ごろから運動しているので、多少なりとも体力には自信はあったんですけれど、今回競技をやらせていただく中で、意外にできなかったなあと思う部分があったりして、自分が普段やっているスポーツの内容とかトレーニングの内容を見直さないといけないなと思いました。 正しくやれば、自分の身になるというか力になるという部分を今回知ることができたので、すごく参加してよかったなと思っています。

今後の目標は何ですか?

参加者Bさん:今自分の中での目標は、東京パラリンピックでメダルを獲りたいという漠然とした目標を抱えている中で、今がむしゃらにスポーツをやってるみたいな感じのところがあって、まあ何ですかね、日頃の自分のトレーニングの内容を見直していくとか、自分の弱点みたいなものが今回見えてきたので、(当面は)そこを強化していきたいなと思っています。

  
参加者Cさん

なぜNTIDに挑戦したのですか?

参加者Cさん:もともとは車いすバスケットをしていて、その治療中のときにジムでせめて上半身だけでも鍛えようかなと思っていたら、鍛えることに火がついて、そこ(福祉スポーツセンターの体育館)で教えてもらいました。
どんな感じなのかわからなかったんですけれど、まあ、一回自分の実力を確かめてみようというのはあって、受けました。
チャンスがあるなら今の人生を変えたいなと。

実際に挑戦されてどうでしたか?何か心境の変化などはありましたか?

参加者Cさん:2日間陸上とパワーリフティングを受けさせてもらって、陸上の方が、やっぱり自分に足りないところがあるなとか、何かすごく人が一杯いて、すごく刺激にはなりました。パワーリフティングの方は、やっていて楽しいなとか、もっと上に行きたいっていうのとか、手応えはすごくありました。
パワーリフティングって、健常者の記録より障碍者の人の記録のほうがすごい記録が残っていて、ルールとかも一緒なんですよね。普通の人と競い合えるようなスポーツなので、ちょっとこれは火が付くなと。 挑戦してよかったなというところが、今その気持ちで一杯です。

今後の目標は何ですか?

参加者Cさん:何かその2020年に向けての、2020年のパラリンピックの事だったりとか、結構はっきりはしてきましたね。まだまだぼんやりですけど。いつか世界記録を変えたいなというところはすごくあります。同じ階級の人で日本のチャンピオンの人が130後半ぐらいなんですよ。なので、4年後の東京までには、その記録を超えたいなと思います。そのあとは、世界記録等を更新出来たらという気持ちです。出来ない事は無いのかなというのはあります。